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クリエータープロフィール

Vision

“美しい”

を共有できる世界を目指して。

日本には、言葉にならない美しさがあります。
四季のうつろい、人の佇まい、日常の中にある静けさや気品――
そうした繊細な感覚を、かつて浮世絵は見事に描き出しました。

私が目指しているのは、
そんな日本の美意識が、もっと自由に、もっと自然に世界と交わる未来です。
国や時代を超えて、「日本って美しいね」と感じてもらえるきっかけを、
文化そのものがつくり出していく世界。

経済や効率だけでは測れない価値が、たしかにこの国にはある。
そのことを、誰かの心にそっと灯せるような――
そんな静かで力強い文化の波を、私は広げていきたいと思っています。

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ご挨拶

私は、浮世絵師・山根元の息子として、

父が生涯をかけて描いてきた浮世絵の美しさ、そして日本文化の素晴らしさを、

もっと多くの方に知っていただきたいという想いから活動を始めました。

日本には、世界に誇れる伝統や美意識がたくさんあります。
なかでも「浮世絵」は、かつて西洋の芸術家たちにも多大な影響を与えた、

日本独自のポップカルチャーとも言える表現手法です。

この魅力をもっと身近に感じていただけるよう、
父・山根元の作品をもとに、Tシャツやマグカップ、雑貨などのグッズ制作を行っています。

日々の暮らしの中で「日本って、やっぱりいいな」
そんなふうに感じてもらえるきっかけになれば、何より嬉しく思います。

これからも、日本文化と父の作品を多くの人に届けていけるよう、心を込めて活動してまいります。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。

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インタビュー

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Q.

この活動を始めたきっかけを教えてください。

もともと父・山根元の作品は身近な存在でしたが、ある日、改めてその絵に向き合ったとき、「これって、ただの絵じゃない」と強く感じたんです。
 日本独特の美しさや間(ま)、粋(いき)が込められていて、でもどこかモダンで親しみやすい。これをもっと多くの人に知ってもらえたら、日本文化そのものの魅力にも気づいてもらえるんじゃないか。そう思ったのがきっかけです。

Q.

作品に触れて、どんな感情が湧きましたか?

正直、最初は「昔の絵」という印象でした。
 でも見れば見るほど、細部の美しさや、人の表情の豊かさ、線の流れに心が動かされるようになりました。
 なにより、言葉じゃない“日本の美意識”が伝わってくるんです。
 静かだけど力強く、現代の自分にも深く響くものがありました。

Q.

なぜ「グッズ」というかたちで広めようと考えたのですか?

アートを“飾る”だけじゃなくて、“使える”ものにしたいと思ったからです。
文化って、特別な場所に置くんじゃなくて、もっと自然に日常にあっていい。
Tシャツやマグカップなら、毎日手に取る中で、さりげなく日本の美に触れてもらえる。
「伝統をまとう」って、案外カジュアルでもいいんじゃないかと思ったんです。

Q.

父・山根元さんの作品に、どんな価値を感じていますか?

父の絵には、華やかさや技術以上に、“日本という空気”があります。
描かれた人の仕草、目線、色の重なり。すべてが丁寧で、その一枚に日本の静けさや情緒が宿っているんです。
それは、もう「商品」や「作品」を超えて、文化の記憶だと思っています。

Q.

今後、この活動を通じてどんな世界を目指していますか?

目指しているのは、「日本っていいな」と素直に思える世界です。
大きなことはできないけど、一枚のTシャツ、一つのマグカップが、その感情のきっかけになるかもしれない。
アートや文化が、“知識”じゃなく“感覚”として広がっていくような社会をつくっていきたいです。

Q.

最後に、これから作品を手に取る方へメッセージをお願いします。

「文化」って言うと難しく感じるかもしれませんが、気軽でいいんです。
まずは“なんかカッコいいな”くらいの感覚で、楽しんでみてください。
日常の中で、日本の美しさにふと気づける瞬間があれば、それだけで嬉しいです。
その小さなきっかけが、未来への文化の橋になると信じています。

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